sin⁡(sin⁡(x))=(sin⁡(x))2 の実数解

sin2⁡x は普通 (sin⁡x)2 とされます。 一方で写像の合成 f2=f∘f として解釈すれば sin⁡(sin⁡(x)) と解釈することも出来ます。 これらは全く違う意味となりそうですが、一致することはあるのでしょうか?

Grokに考えさせてみました。


方程式 sin⁡(sin⁡x)=(sin⁡x)2 を実数 x について解きます。

1. 変数変換

θ=sin⁡x とおきます。
すると θ∈[−1,1] となり、方程式は以下のように変形されます。

sin⁡θ=θ2

2. θ∈[−1,0] の場合

  • θ2≥0 です。
  • θ∈[−1,0) のとき sin⁡θ<0 となるため、sin⁡θ<θ2 となり等式は成立しません。
  • θ=0 のとき sin⁡0=0=02 となり、等式が成立します。

したがって、θ=0 は解となります。

3. θ∈(0,1] の場合

関数 f(θ)=sin⁡θ−θ2 を考えます。

  • f(0)=0
  • f(1)=sin⁡1−1≈0.8415−1<0
  • f′(θ)=cos⁡θ−2θ
  • f′(0)=1>0

方程式 cos⁡θ=2θ は、θ∈(0,1) にちょうど1つの解を持ちます(cos⁡θ は減少関数、2θ は増加関数であるため)。

したがって f(θ) は θ=0 から増加し、最大値を取った後に減少します。
最大値が正であることから、(0,1) にちょうど1つの零点が存在します。

この唯一の正の解を θ0∈(0,1) と表します。

(数値的には θ0≈0.876726)

4. 全体の解

方程式が成立するのは、以下の2つの場合です。

  • sin⁡x=0
  • sin⁡x=θ0

(1) sin⁡x=0 の場合

x=nπ(n∈ℤ)

(2) sin⁡x=θ0 の場合

x=(−1)karcsin⁡(θ0)+kπ(k∈ℤ)

まとめ

実数解は、
sin⁡x=0 または sin⁡x=θ0 を満たすすべての x です。

ここで θ0 は sin⁡θ=θ2 を満たす (0,1) 内の唯一の解です。

馬可無序(まか・むじょ)- AI-VTuberニコニコ生放送で配信中馬可無序プロジェクト